1.1 平安神宮の基本情報
・所在地:京都府京都市左京区岡崎西天王町
・創建年:明治28年(1895年)
・御祭神:桓武天皇(第50代天皇)および孝明天皇(第121代天皇)
・由緒:平安神宮は、1895年に開催された「平安遷都1100年紀念祭」に合わせて創建されました。
京都が平安京として遷都されたのが794年(延暦13年)であり、その1100年後に「平安京の始 まりを記念し、京都の再興を願う」目的で建てられたのがこの神社です。
1.2 「平安神宮 歴史」:平安京の再現としての役割
平安神宮は、かつての平安京の正庁「朝堂院(ちょうどういん)」を模して設計されています。特に、正面の「大極殿(だいごくでん)」は、かつての平安京の中心であった朝堂院の復元として再現されました。これにより、京都市民や来訪者に対し、かつての都の壮麗さを体感できる場となっています。
桓武天皇・孝明天皇を祀る理由
・桓武天皇は、794年に都を奈良の平城京から京都の平安京へと遷した天皇であり、京都の都市としての礎を築いた人物で す。その功績を称えるため、平安神宮の主祭神とされています。
・孝明天皇は幕末期の天皇で、江戸時代末期の動乱期において京都の尊厳を守ろうとした人物です。
明治天皇の父であり、近代日本の黎明期を象徴する存在として、昭和15年(1940年)に合祀されました。
明治時代に再現された平安京の正庁
平安神宮は、建築様式や配置において、当時の宮廷建築を再現しています。特に「大極殿」「應天門」「白虎楼」「蒼龍楼」などは、平安京の中枢機関である朝堂院をモデルに再現されています。
また、神苑(庭園)も東・中・西・南の4つの区画に分かれており、四季折々の自然美が楽しめるよう設計されています。
このように、平安神宮は単なる神社ではなく、京都の歴史と精神を体現するシンボル的存在です。
平安京の記憶を現代に伝える場として、国内外から多くの参拝者が訪れています。