2.建築美と見どころ

2.1 「平安神宮 建築」:朱塗りの大鳥居と社殿
朱塗りの大鳥居(おおとりい)
平安神宮のシンボルともいえるのが、高さ約24メートル、幅約18メートルにもおよぶ巨大な朱塗りの大鳥居です。昭和4年(1929年)に建立され、日本三大鳥居の一つにも数えられています。
この鳥居は、遠くからでも視認でき、参拝者を神域へと導く“精神的な結界”の役割も果たしています。

大鳥居

東西南北の門とその意味
平安神宮の境内には、古代の都の設計思想に基づき東西南北の門が設けられています。
應天門(南門):正門であり、重要な儀式の入り口。威厳ある構えで参拝者を迎えます。
白虎楼(西門)・蒼龍楼(東門):東西の守護神にちなんで名付けられた門で、都市の調和を意識した配置。
・玄武楼(北側):一般公開はされていませんが、四神相応の考えに則った重要な守護の一角。

これらの門は平安京の都市構造や陰陽五行思想を表現しており、古代からの思想が今も形として残されています。

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應天門、大極殿、回廊の配置美
・應天門(おうてんもん):正門であり、朱塗りの柱と瓦屋根が特徴。儀式の表玄関です。
・大極殿(だいごくでん):中央に位置する主殿。桓武天皇・孝明天皇を祀る場所で、重厚かつ壮麗な建築。
・回廊(かいろう):左右対称に広がる回廊が、大極殿と應天門を結び、空間にリズムと荘厳さをもたらします。

この左右対称の美しい軸線構造こそが、平安神宮の建築美の真髄です。

2.2 「平安神宮 庭園」:池泉回遊式庭園「神苑」
神苑の概要
平安神宮の「神苑(しんえん)」は、総面積約33,000平方メートル(約10,000坪)を誇る広大な池泉回遊式庭園で、東・中・西・南の4つの区画で構成されています。
明治期の造園家・小川治兵衛(通称:植治)が手掛けた、日本庭園の傑作とされます。

季節の見どころ
・春(4月):約300本の枝垂れ桜(紅しだれ)が咲き誇る光景は圧巻。特に東神苑の「泰平閣(橋殿)」周辺は絶好の花見スポットです。

・初夏(6月):西神苑の池周辺では花菖蒲(はなしょうぶ)が見ごろを迎え、紫・白・青の鮮やかな彩りが水面を飾ります。

・秋(11月)中神苑の紅葉が見事で、池に映り込むもみじのグラデーションが幻想的です。

撮影スポットとしても人気
神苑は、和装での前撮りや観光写真の人気スポットです。特に「泰平閣」と「橋殿」は、池と背景の調和が美しく、プロ・アマ問わず多くのカメラマンが訪れます。
また、朝の時間帯は光の入り方が柔らかく、写真映えする時間帯としても知られています。

平安神宮は、「古都京都の歴史」と「日本建築美・造園美」が融合した神域です。
四季の移ろいを五感で感じながら、古の雅を体験してみてはいかがでしょうか。

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